2019年 06月 15日
建仁寺で甘茶の花を愛でる
紫陽花かと思いきや、すべて甘茶だそうです。
建仁寺は何度か訪れていますが、なんせ広くて多くの塔頭があり、霊源院の事は知りませんでした。
4月に千本通の釘抜地蔵さんの花まつりで、お釈迦様に甘茶をかけてお参りした時に、何十年ぶりかで甘茶をいただきました。
昔実家の庭にも甘茶があったことを思い出してとても懐かしかったです。
でも覚えているのは紫陽花の葉っぱに似た甘茶の葉だけです。花は見たことがなかったのです。
植物好きの祖母は山から珍しいツツジなどを見つけると挿し木にして庭に植えていました。クコの木なんかもうえておりました。
その祖母から甘茶の木だと教わり、本に挟んで押し花にして舐めると甘い味がして、それはたしかに甘茶の木でした。でも花が咲いたのをみたことがありません。姉も甘茶の事を覚えていましたが、やはり花は見た事がないといいます。なぜ花を見る事がなかったのか、謎でした。一度花を見てみたいとずっと思っていたのでした。
甘露庭は小さな庭園ですが、二人ずつ縁側から降りて散策できるのがうれしいです。スタッフの方がいろいろ説明して下るのもありがたい。
そんな話しをスタッフの方にしていて、謎が解明できました。甘茶の葉を収穫するのが目的の場合は、花は蕾の時に摘んでしまうらしいのです。
祖母は甘茶の茶葉を作ろうとしていたのかもしれません。作っていた記憶はありませんが…
初めて目にした甘茶の花は紫陽花そのもの、ガクアジサイそっくりです。
一期一会
甘茶と塩芳軒のお菓子のお茶席でいただいた甘茶は本当に甘くて、まさに甘露😍❣️
逢いに行って良かったです。
by karokusan461-2
| 2019-06-15 09:00
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