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知らなかったこと

 昨日行った今高野山「龍華寺」、

ゆっくり見て回ると、昨年は気づかなかった慰霊碑がありました。

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満州世羅村 開拓碑

そう、この地からも多くの人が、

お国のためにと満州に渡られて、開拓にご苦労を重ねた上に

敗戦でさらに辛酸難苦を強いられた歴史があったのでした。

胸が潰れそうになったのはもう一つの碑を目にした時、

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 嗚 呼 拓 魂 
 昭和一九年初春、国策と分村計画に基き満州国開拓第二世羅村建設希望に燃えた百三十名勇躍決起荒野の極寒極暑に敢然と開拓の鍬を振るう
然るに昭和二十年八月 建設半ばにして敗戦となり 痛恨望郷の思いも空しく
九十柱は異国の丘に骨を埋めた
 嗚呼痛ましい哉 悲しい哉
九死に一生を得 帰還して現存する拓友遺族相図り ここに君の霊を偲んで碑を建つ

拓友よ安らかに 眠りたまえ
  

この碑の裏に回ると

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自決者の文字に胸が締め付けられる思いがして、正直しばらく動けませんでした。

「自決って… なんということ…」

 ひとりひとりにそれぞれの人生があったはずです。

普通に生きて来た人々が、国の方策や戦争によって、人生が狂わされる、また自ら死を選ばざるを得なかった痛ましい事実、狂気の沙汰としか思えません。

むごいことです。

子どもの頃は、戦争なんてずいぶん昔のことだと思っていたけれど、

私が産まれる12年前の出来事なのですね・・・・・。今の感覚で言うとちょっと前の出来事です。


 昨年は、紅葉を楽しむばかりで、ちゃんとお参りもせず、浮かれた気分でここを通り過ぎた私でした。

この町だけでなく日本全国に同じような状況があったのでしょう
せめてこうやって碑が建てられたことに救われる想いです。
 
これからは、ここに来た時はせめて、ちゃんと手を合わせて、冥福をお祈りすると同時に、誰かに伝えなければと思いました。そして平和の大切さを次の世代に引き継いでいかないと…と心に刻んだ次第です。


                               

Commented by sirochan1212 at 2021-11-19 22:25
世羅にも、そういう痛ましい歴史があったのですね~
戦争を知らない子と言われて、戦後を生きて来た我々です。
私の父は、戦地に赴いています。
きっと孫たちは、お祖父ちゃんが、戦争に駆り出されていたとは知らないでしょうね。
お祖父ちゃんも、言わなかったようですが、今だからこそ、バカな戦争を伝えて行くことが、我々の使命でしょうね。
Commented by karokusan461-2 at 2021-11-21 10:16
父は終戦時16歳、同級生で戦地に行った人もいます。父は呉の工場で働きながら、伝令という仕事をしていたといってました。そんな話はだいたい夜に、晩酌しながら話してくれていました。
by karokusan461-2 | 2021-11-19 20:00 | ライフスタイル | Comments(2)